豚に真珠と「敵に見つかったら逃げろ」
おかしなタイトルだ(笑)。
実話か作り話かはわからぬが、非常に興味深く思った話。
昔々、ほげほげな山奥にある忍者の仙人がいて、そこに忍者の見習い達が彼から教えを受けるために訪れるそうな。
ある忍者見習い、つまり素人、が来て弟子にしてもらうようお願いする。
仙人がその見習いに秘伝の虎の巻を渡す。
見習い、それを開いて見て一言「ふざけるな!」と怒鳴って仙人の元を去ったと言う。
そっか、そっか、仙人は次の見習いが来ても虎の巻は渡さず、ひたすら修行をさせること10年。
10年後、仙人は成長した一人前の忍者が旅立つ前にその虎の巻を渡す。
一人前の忍者、それを開いて読み始めるや、オイオイ泣き出したと言う。
1人は「ふざけるな!」と怒鳴り、1人はオイオイ泣き出した。
そこに何が書いてあったのか。
なんと1行目にはこう書いてあったそうだ。
「敵に見つかったら逃げろ」
現代の情報量と同様、沢山の技術を身につけても下手すればそれは逆に仇となりかねない。
忍びの際に、万が一敵に見つかった時、どうするのか、自分に託されたミッションをどう随行すればよいのか、その敵を攻撃するのか、それとも一旦どこかに隠れて身を潜めればいいのか、色々と迷いが生じるその瞬間が忍者の命取りになるかもしれない。
敵に見つかった=今回は失敗=何も考えずにとにかく逃げろ
これをまず頭に入れておく、建設現場の作業員にとっての命綱、投資家にとっての損切りの概念みたいなものだと思う(後者の例の方が的確かな)。
「敵に見つかったら逃げろ」と読んで「ふざけるな!」と怒鳴り、仙人の元を去った見習い、私の中にもそんな自分を見つけると同時に、それは現代社会全体の傾向ではないか、とも思ったりもする。
広島弁で言う「かばちたれ」。
「豚に真珠」、と言うことわざの由来は旧約聖書だそうだ。豚に真珠を投げても噛み付いてくるだけ。
何事にも「脱豚」の心得で(変な心得だ)日々の努力をひたすら怠らないのが今の自分のあるべき姿のように思う。
広ブロっち♪ d(^-^)