時代は便利を超えている
そう言えば、ふと子供の頃「どらえもん」を読んでいたことを思い出す。
どらえもんがやってきた時代が「未来の文明」と言う先入観を子供の頃から抱いていたので、「未来の文明」はまだ来ていない、とどこかで思いがちな自分がいつもいるんだが、同時に寒い、寒いと言いながらも、何だかんだ言って「座ったまま移動出来る」原付のおかげで片道およそ5km?ある職場と自宅の間は殆ど歩かずに往復できている。
便利だ。
たまに、「藤子不二雄が表現したかった未来って今のことじゃないの?」と思ったりする。タイムマシンもタケコプターも無いが、藤子不二雄の未来像にはインターネットも無いんだし。。。
人間って、慣れるもんでコワいコワい。20代さすらいのミュージシャンをしていた自分だが、そんな風来坊になるちょっと前、大学を卒業する間際に、ある教授に「これからは電話線を使ってコンピュータ同士が繋がってデータのやり取りが出来る『インターネット』と言うシステムが全世界に広がる」と聞いて「何バカげたこと言ってるんだ」と思っていたもんだ。
「え、まだダイアルアップなん?光にすりゃ~ええのに」と普通に言っている自分が今いるのに。。。
そう、当時は卒業が待ち遠しく、頭は「人生はさすらいの旅、あ~青春」モードに染まりきっていたので、「マックって可愛いなぁ」と思っていた程度。あの時「インターネット」と言う概念にピンときていればたらればたられば、と思うこともたまにあるが。まぁ、自分の人生、2度生きれないんだから、悔いなく生きてきて良しとしよう。楽ばかりの人生よりも苦労あっての生きがいさ。
おっと、また話がそれだした。。。
今時、殆どどの場所にいてもちっこい電話を持っていればどっからでも電話かかってくるし、公衆電話を探さなくても、歩きながら事務所に電話して普通に会話が出来る。
便利だ。。。
PC環境が今はノートパソコンなんで、B5サイズの厚さ数センチ、重さ1kgがボクの職場だ。正に「どこでも職場」。電源無くても数時間はイラストレーターでもフォトショップでも仕事できるよ。ネットも繋がるのでその場でインターネットに接続して調べ事が出来たりする。
便利だ。。。
空飛んで、快適なサービスを受けながら、地球の裏側まで行けるんよ。シートベルトを外していい時に機内に鳴る音って、ホント、未来の音よね~~。ほんでもって、地球の裏側に行ってもメール、インターネット電話で自分の実家に無料で繋がっている。ボクが80年代にアメリカに居た頃は手紙が届くのに1週間、電話する時は黒電話の横にタイマー置いていたんよ。「3分以内ね」って。
便利だ。。。
そう、時代は便利を超えている。
ほんでもって、先日、あるデパートの11階で昼飯を食べ終えて席立ち上がった時、「ここで携帯でピピっとすれば、エレベータ乗り場に着いた頃には丁度エレベータがドア開けて待っててくれたら便利なのに」とふと思った自分がいた。
・・・。
携帯電話とエレベータと、ピラミッドの頂点より高いところで美味しいランチを食べ終えて、まだ便利を求める自分。。。
人間って、そんなもんなんだろう。
まぁ、でも、初心に戻ることは大切なのだ、と、ちょっと強引かもしれないが、このポイントを持って話を終了とする。
広ブロっち♪ d(^-^)